早漏治療の前に早漏になる原因を知ろう

ちょっとした刺激でも射精してしまう

早漏は本来であれば射精しない刺激であっても、抑えきれず射精してしまう状態です。
これを過敏性早漏といい、脳が刺激を感じる前に脊髄反射で射精します。
挿入しただけで射精したりほんの数回腰を振っただけで我慢できなかったりするのが特徴的で、早漏治療を受けずにコンドームを厚くするなどで対処する人もいます。
また心理的なことが原因の場合もあり、心因性早漏と呼ばれます。
このケースでは身体的な刺激を受けなくても、想像するだけで射精するのが特徴です。
性的興奮を高め合う前に終わるので、パートナーとの精神的な溝が生まれます。
心因性早漏の原因は過去に受けたトラウマとされ、不安なことがある時ほど交感神経が活性化して制御できなくなっています。
時間の経過と共に改善することもありますが、多くの場合で専門的な早漏治療が求められます。
手術など機能面を高めることも必要ですが、カウンセリングを通して心理的に原因を解消していくアプローチが必要です。

年齢が原因となっていることもある

衰弱性早漏は年齢と共に筋肉が衰えて、射精コントロールが上手くできない状態です。
射精管閉鎖筋の衰えが主な原因で、我慢したい場面で我慢できません。
勢いが弱くなったことで実感することもあります。
年齢による衰えを感じ始めた40代~50代に多く見られ、トレーニングで予防に努める人もいます。
年をとっていなくても、学者やエンジニアのように座り仕事が多かったり運動不足だったりするとリスクが高まります。
早漏治療を受けずに体の衰えを受け入れる人も少なくありませんが、その一方でストレスを抱える問題です。
意識を強く持っても制御できる点ではないため、性的欲求を本人やパートナーが十分に満たすことができません。
早漏治療のクリニックにも、体の不具合とよりもストレスが問題となって受診する男性がいます。
年をとることは避けられませんが、性的欲求が同じスピードで低下するわけではないため諦めず治療することが大切です。

まとめ

早漏には過敏性と心因性、衰弱性の3つの原因があります。症状の出方は異なりますが、射精コントロールを上手くできないのは大きなストレスです。
トレーニングなど自分で対策することもありますが、基本的にはクリニックに相談し適切な早漏治療を受けることが大事です。
原因が1つではなく複数当てはまることもあり、専門の医師ならではの治療方針を教えてもらえます。
早漏は悩んでいる男性が多く、受診することは恥ずかしいことではありません。